内容説明
嘗て安岡正篤は大学寮で大塩平八郎の『洗心洞箚記』を討議講述したことがある。のちに安岡が学監をつとめた金〓(けい)学院(昭和2年創設)で「箚記」について再び講義し、聴講者の一人がそれについての意見・感想をしたためるという構想のもとに書いた思想・哲学小説である。
著者等紹介
亀井俊郎[カメイトシロウ]
1927(昭和2)年8月19日生まれ。医師・医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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