講談社現代新書<br> 新書アフリカ史 (改訂新版)

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講談社現代新書
新書アフリカ史 (改訂新版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 784p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065139486
  • NDC分類 240
  • Cコード C0222

出版社内容情報

人類誕生から混沌の現代へ、壮大なスケールで描く民族と文明の興亡。新たなアフリカ像を提示し世界史の読み直しを迫る必読の歴史書。【アフリカ入門書の決定版が20年の月日を経て大改訂!】

人類誕生から混沌の現代へ、壮大なスケールで描く民族と文明の興亡。新たなアフリカ像を提示し、世界史の読み直しを迫る必読の歴史書。

変化の激しいアフリカ現代史を新たに書き加え、従来の記述も新しい知見や主張に基づいて内容を大幅に見直した改訂新版。

アフリカ史の舞台
アフリカ文明の曙
コンゴ川世界
ザンベジ・リンポポ川世界
ニジェール川世界
ナイル川世界
トランス・サハラ交渉史
インド洋交渉史
大西洋交渉史
ヨーロッパの来襲
植民地支配の方程式
南アフリカの経験
アフリカ人の主体性と抵抗
パン・アフリカニズムとナショナリズム
独立の光と影
苦悩と絶望:二〇世紀末のアフリカ
二一世紀のアフリカ
アフリカの未来


宮本 正興[ミヤモト マサオキ]
編集

松田 素二[マツダ モトジ]
編集

内容説明

「アフリカからみた世界史像」を捉え、人類史全体をダイナミックに再考する。

目次

第1部 アフリカと歴史
第2部 川世界の歴史形成
第3部 外世界交渉のダイナミズム
第4部 ヨーロッパ近代とアフリカ
第5部 抵抗と独立
第6部 現代史を生きる

著者等紹介

宮本正興[ミヤモトマサオキ]
1941年生まれ。神戸市外国語大学英米学科卒業、京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、中部大学・大阪外国語大学名誉教授。専攻はアフリカ地域研究(言語・文学・歴史)

松田素二[マツダモトジ]
1955年生まれ。京都大学文学部卒業、ナイロビ大学大学院修士課程をへて、京都大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、京都大学大学院文学研究科教授。専攻は社会人間学、アフリカ地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

58
おそらく現在最も手に取りやすいアフリカ通史。旧版もパラ読みもしていたが、今回改訂新版を通読。無文字文化のため口述伝承と考古学的調査に基づかざるを得ない時代についても、かなり掘り起こした議論があり多くの新しい認識を得ることができた。奴隷貿易時代を経て19世紀末の植民地化という欧米との関係の中で、アフリカのそれぞれの人々の立場を前面に出して語ろうとする著者たちの努力に敬服する。本書が優れているのは、各地域・現国家史としてではなく、それをアフリカ史として統一的に捉えようとしているところ。大陸の歴史が見えてくる。2019/12/29

TATA

44
こちらにいると自然とアフリカが近い位置にあることを認識するのだけど、貧困と内戦のイメージしかなく、その歴史とか全く知らないことでこちらの新書を一読。新書と言いつつ800頁程の大著。人類発祥の土地であるが、自らの文字を持たず歴史の記録に乏しくどうしても欧州の史観に流されてきた。その植民地としての過酷な歴史も含めて一級の歴史書として拝読、欧州を含め歴史に対する見方が変わりました。大変有意義な読書でした。2019/05/12

サアベドラ

32
定評のあるアフリカ通史が20年ぶりに改訂(2018年刊)。現代史の記述とコラム3本を追加し、既存の各章にも細かい修正を加えた結果、薄い新書一冊分ぐらいボリュームが増えている(596p→776p)。歴史系の新書が本書のように改訂されるのは非常に珍しいことで、執筆者たちの気概が感じられる。ただここまで手を加えたのなら、いっそさらに文化史など足りない部分を追加して選書あたりのサイズにしてしまってもよかったのではと思う。2019/01/20

スミス市松

28
新書としては破格の800ページ近いこの通史を読み終えて思うのは、アフリカとは人間の生存をかけた闘いの場であり続けてきたということである。過酷な自然環境の中で人類が誕生し、河世界を中心に多彩な民族・王国の興亡を繰り返しながら砂漠や大海へ乗り出して広範な交易社会を形成してきた。そして奴隷貿易と植民地支配による徹底的な蹂躙・抑圧を受け、不屈の意志のもと独立した後の困難極まる自立経済への道半ばでは紛争や虐殺が頻発し、それでもなお彼らは生き延び、二一世紀の輝かしい発展とその一方で不穏な経済格差を生み出しつつある。2019/03/15

zoe

26
2年越し本。もしかすると3年越しかもしれない。アフリカと聞いて想像することなんて、人類発祥、野生の王国、ラグビー、ダイヤモンド等々。精々そんなところで、多くは語れない。NYで博物館を巡った時、ヨーロッパを経由しないアフリカ民族が築き上げた文化遺産を見たけれど、同様に陳列されている日本文化を見て、もっと緻密な建築や装飾があっただろうと思う。イギリスの博物館を見たことが無いので、そっちに飾られているのかもしれないですが。2020/01/03

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