内容説明
51人の音楽家が自分の目と耳と頭と心で濾過したうえで自身の体験、勉強法、遭遇した逸話、時代状況を語ってくれたそれぞれの話は、個人史を語りながらモザイク画の色石一片のように、この五十年の演奏史を形成している。
目次
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮者)
エルザ・レスピーギ夫人(作曲家)
ジャナンドレーア・ガヴァッツェーニ(指揮者)
レナータ・テバルディ(歌手・ソプラノ)
ジュリエッタ・シミオナート(歌手・メゾソプラノ)
ルチャーノ・パヴァロッティ(歌手・テノール)
ダニエル・オーレン(指揮者)
ルチャーノ・シャイー(作曲家)
チョンミュンフン(指揮者)
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリニスト)〔ほか〕
著者等紹介
アッレーグリ,レンツォ[アッレーグリ,レンツォ][Allegri,Renzo]
イタリア・ヴェローナ生まれのジャーナリスト、作家、音楽評論家。ミラノのカトリック大学社会学科を卒業後、週刊誌「ジェンテ」にて24年間特派員として活躍。また、週刊誌「ノーイ」の音楽・演劇関係の主幹として活躍。1979年イッリカ賞、1981年ヴェルディ金賞、1984年マリカ・カラス賞、1986年ファブリアーノ賞、1991年ジャコモ・チッテリオ賞、1992年マリオ・デルモナコ賞、ディエーゴ・ファブリ賞音楽部門などを受賞。1993年出版の「ピーオ神父の奇跡」はイタリア国内でベストセラーとなった
小瀬村幸子[コセムラサチコ]
東京外国語大学イタリア科卒業。同大学教務補佐官、桐朋学園大学および同短期大学講師を経て、昭和音楽大学教授を歴任。現在東京藝術大学大学院非常勤講師。数多くのオペラ台本対訳、翻訳、字幕などを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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