角川文庫<br> ドラコニアの夢

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角川文庫
ドラコニアの夢

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041066065
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「澁澤龍彦」登場映画「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」公開新キャラクター「澁澤龍彦」登場の映画「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル)」、2018年3月3日公開!

大人気アニメ「文豪ストレイドッグス」シリーズ最新作の映画に登場する新キャラクター「澁澤龍彦」。コラボカバーのアンソロジー文庫で澁澤龍彦のエッセンスを味わおう! 珠玉のエッセイや小説などを収録。

「文豪ストレイドッグス×角川文庫」アニメ描き下ろしコラボカバー第4弾!
(既刊一覧は https://store.kadokawa.co.jp/shop/e/epu040103/ )

編者・解説はアンソロジストの東雅夫(編著に『澁澤龍彦玉手匣』ほか)。

===
サドやコクトーの名訳で知られる仏文学者、西欧異端文化の紹介者、達意のエッセイスト、絢爛たる物語作家――いくつもの魅惑的な顔を有する文人・澁澤龍彦は、みずからの文学世界をドラコニア(龍彦の国)と呼んだ。
本書は「澁澤龍彦×文豪」をコンセプトに、新世代の読者に向けて編まれたアンソロジーである。
古今東西の文豪たちをめぐるエッセイを中心に、小説、評論、紀行、対談など全26篇を収録。



 目 次

 編者序言

三つの髑髏
髑髏
夢のコレクション
豪華な白
林檎
秘密結社の輪廓
犯罪的結社 その他
横浜で見つけた鏡
   
ランプの廻転
地震と病気 谷崎文学の本質
『亂菊物語』と室津のこと
江戸川乱歩『パノラマ島奇談』解説
『夢野久作全集』第一巻
小栗虫太郎『黒死館殺人事件』解説
『銀河鉄道の夜』宮澤賢治著
石川淳と坂口安吾 あるいは道化の宿命について
三島由紀夫とデカダンス 個人的な思い出を中心に
『変身のロマン』編集後記
潜在意識の虎 『動物の謝肉祭』序
毒草園から近代化学へ
デカダンス再生の“毒” サドの現代性
優雅な屍体について
恐怖の詩 ラヴクラフト傑作集『暗黒の秘儀』 
メルヴィル頌
避雷針屋
   
鏡花の魅力 対談 三島由紀夫×澁澤龍彦

   
 編者解説

澁澤 龍彦[シブサワ タツヒコ]
著・文・その他

東 雅夫[ヒガシ マサオ]
編集

内容説明

サドやコクトーの名訳で知られる仏文学者、西欧異端文化の紹介者、達意のエッセイスト、絢爛たる物語作家―いくつもの魅惑的な顔を有する文人・澁澤龍彦は、みずからの文学世界をドラコニア(龍彦の国)と呼んだ。本書は「澁澤龍彦×文豪」をコンセプトに、新世代の読者に向けて編まれたアンソロジーである。古今東西の文豪たちをめぐるエッセイを中心に、小説、評論、紀行、対談など全26篇を収録

目次

三つの髑髏
髑髏
夢のコレクション
豪華な白
林檎
秘密結社の輪郭
犯罪的結社その他
横浜で見つけた鏡
ランプの廻転
地震と病気―谷崎文学の本質〔ほか〕

著者等紹介

澁澤龍彦[シブサワタツヒコ]
1928年、東京生まれ。本名は龍雄。東京大学仏文科卒。仏文学者、エッセイスト、小説家。マルキ・ド・サドやジャン・コクトーの翻訳紹介を手始めに、洒脱で博覧強記なエッセイの数々で、西欧文化の闇なる領域を日本の読者に紹介。晩年は和漢洋の古典などに材を取り、幻妖怪美な夢想に彩られた小説作品を数多く手がけた。『唐草物語』で第9回泉鏡花文学賞、遺作となった『高丘親王航海記』で第39回読売文学賞を受賞。87年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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青蓮

118
「澁澤龍彦×文豪」をコンセプトに、新世代の読者に向けて編まれたアンソロジー。古今東西の文豪たちをめぐるエッセイを中心に、小説、評論、紀行、対談など全26編収録。少し前に出た「澁澤龍彦玉手匣」より、更にディープなドラコニアワールドが楽しめる1冊。解説も丁寧で、そこから辿って読書の幅も広がりそうなガイド的な側面も兼ねています。私も澁澤龍彦の本を手にしてから10年程が経ちますが、また新たに彼の著作が注目されていることを嬉しく思います。知の巨人としてこれから先もずっと彼の作品を読み継がれることを願ってます。2018/02/24

優希

81
澁澤と文豪を掛け合わせて編まれたアンソロジーでした。西方異端者のエッセイストだけあり、自らの独特の世界観を作り出していると思います。自らの文学を「ドラコニア」と位置付けたのも立ち位置を変えないためなんですね。古今東西の文豪たちのエッセイを中心に書かれた26編のタイトルに酔わされました。2019/08/19

優希

60
澁澤×文豪というコンセプトですが、西方異端者のエッセイストであるからか、独自の目線を強く感じます。自らの世界を「ドラコニア」と呼ぶことで作り上げた立ち位置が、独特の文豪論へと導いていると思いました。澁澤の見つめる文豪の世界は面白く、且つ新鮮。酔わされずにはいかない場がここにはあります。2020/04/04

里愛乍

37
現在公開中の映画を関連付ける(と考えられる)ワードが引っかかる短編や、耳慣れた文豪に関するエッセイ・解説を集めた一冊となっている。博識な彼の解説文ともなれば、よく分からないなりにも妙な説得力を感じてしまうのだけれども、私のように映画から影響を受けて読んでみようと思った読み手には厚さといい内容といい、取っ掛かりには丁度良いのかもしれない。ここに上がっている作家や作品はどれも面白く紹介されていて、つい興味を惹かれてしまう。特に巻末にある三島由紀夫との対談は面白い。泉鏡花を読んでみたくなった。2018/03/06

そら

30
う〰むむむ。。後半は難しくて飛ばし読み(^^;。前半は平安時代のオカルトネタや、海外の秘密結社、犯罪的結社の成り立ちと歴史ネタなどで、面白く読めた。後半は文豪たちのエピソードや、小説解説。知らない作家が多くて、文章も難しくて難儀しましたわ?大学時代に文学部とかで学んでると面白く読めるのかな~?私は理系だったから無理〰(^^;。2019/01/12

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