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内容説明
洛中洛外図、高雄観楓図、難福図巻を例に、日本の絵が、過去の図様をいかに多彩に利用して創造されてきたのかを、縦横に論じる。
目次
第1章 歴博乙本“洛中洛外図”研究(洛中洛外図の制作方法―図様の利用と創出;歴博乙本“洛中洛外図”研究序章 ほか)
第2章 狩野秀頼筆“高雄観楓図”研究(謎に満ちた遊楽図へのアプローチ;先行図様の利用 ほか)
第3章 円山応挙筆“難福図巻”研究(恵まれた資料群;祐常の構想 ほか)
第4章 日本絵画における先行図様の利用(図様の利用の多様さをめぐって;絵画作品の基本構造 ほか)
著者等紹介
馬渕美帆[マブチミホ]
1973年生まれ。東京都出身。1996年、東京大学文学部卒業。1998年、東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。2005年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、学位(博士(文学))取得。専攻=日本中・近世絵画史。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部美術史学研究室助手(2000年~)、愛知県美術館学芸員(2003年~)を経て、2011年4月より神戸市外国語大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。