内容説明
帝国で起こった大政変を憂慮した日本政府は、帝都に空挺団を派遣し、大規模な特殊軍事作戦を決行する。上空を無数の落下傘が舞い、瞬く間に帝都を制圧する自衛隊。一方、冴えないオタク自衛官伊丹耀司と異世界美少女達も、皇城で孤立する皇女ピニャの救出に乗り出す!かつてないスケールの超エンタメファンタジー!驚天動地の第三章、開幕。
著者等紹介
柳内たくみ[ヤナイタクミ]
東京都在住。自衛官を経験した後、2006年に自営業を開業。本業に従事する傍ら、インターネット上で精力的に執筆活動を展開し、人気を博す。2010年4月、「ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり1 接触編」で出版デビューを果たし、一躍注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hitoshi Mita
41
バカ皇太子ゾルザル恐るべし(笑)なんて奴だ〜〜!テューレさんのこの先救われて欲しいと願うよ。2015/01/17
はま
20
シリーズ第3弾。もう相変わらず面白い。めっちゃ好き。ゾルザルのお馬鹿さんのせいで外交の方が凄く大変な感じ。でもなんだーかんだーで今後も上手くやるよね、たぶん伊丹が(笑)富田×ボーゼスカップルのアレは平気なんかなー?なんかまた問題起こりそうで楽しみ〜( ̄▽ ̄)2015/11/28
緋莢
19
着々と帝国内に人脈を広げ、有利な講和交渉を進めていこうとする日本政府。だが、それを快く思わない人々もいた。その筆頭である皇太子のゾルザルは皇帝が病に倒れた事をきっかけに、政権を掌握する。ゾルザルの暴政により、講和交渉は決裂、「特地」の秩序は危うくなり始め・・・ 2016/09/12
ぽて
12
シリーズ3作目。シェリーがなんとも侮れない存在(笑) 皇太子ゾルザルの恐怖政治前も後も。菅原さんの漢っぷりも爽快ですが、そこに居合わせた騎士団将兵たちの菅原決断後のイキイキ感に一緒にヨッシャ!となった(笑) シェリーの覚悟と菅原の『人を助けること』についての再認識に、確かにと納得。行動・発言をする前にちゃんと考えなければいけないことを怠けないようにしたいもんだ。2012/03/16
itoiku
11
2巻に比べると文章が大分読みやすくなってて、どんどん読み進められた。 しかし、救いようのない馬鹿が権力を握ると救いようのなさが拡散するのだなぁと痛感。 表紙の老人は誰だろう?と思いながら最終的に合点。2013/12/28