目次
第1章 アダム・スミスと「第三者の同感」―市民社会はいかに維持されるのか(墓の中の死者;行為の適宜性;道徳の内面化と道徳的主体の確立;行為と宗教)
第2章 ヘーゲルにおける「欲求の体系」―市民社会はいかに維持されがたいか(共同体の倫理;家族;市民社会;国家;総括)
第3章 カール・マルクスにおける「貨幣の生成」―市民社会はいかに商品に憑依されるのか(『ドイツ・イデオロギー』における思想的地平;『資本論』における貨幣生成の秘密;総括)
著者等紹介
小川英司[オガワエイジ]
1958年神奈川県生まれ。1991年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程中退。現在、鹿児島国際大学福祉社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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