内容説明
1996年1月、佐渡島に北朝鮮工作員の溺死体があがった。男の身につけていたある物が引き金となって、物語は動き出す。大企業の会長である大月元治、札幌の弁護士である美馬孝明、元抗日戦線の闘志だったキム・タンジョ、そして非道な独裁体制の維持に汲々とするパク・サクヤン。拉致被害者救出を巡り、様々な思惑が交錯する。“拉致被害者達の奪還”と“独裁政権打倒”を目指す男達の生き様をを大胆かつ緻密なストーリー展開で描いた“歴史予言”小説。
著者等紹介
藤原和博[フジワラカズヒロ]
1949年北海道岩見沢市生まれ。立教大学法学部法学科卒。(HDA)北海道デザイン協議会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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