内容説明
夜の海が見たいとか、家に帰りたくないとか、いつもと違う電車に乗って遠くへ行きたいとか、取るに足らない類の身勝手な空想だったものが、あまりに思いが大きくなったり、時間的な空白ができて緊張の糸が途切れたりすると、実行に移してしまうことがある―。夜だからこそ味わえる鉄道旅行の醍醐味!週末の夜汽車旅行記3編と小さな夜旅7編を収録。
目次
週末夜汽車紀行(一泊一日 ムーンライト信州と不思議女子登山行;二泊二日 急行能登と北陸・山陰、日本海紀行;三泊二日 上野発江差・奥尻連絡、寝台特急「あけぼの」青森行)
七つの鉄道夜旅(鶴見線異空間逍遙;東京湾右往左往;通勤快速、河口湖行;常磐線と太平洋の駅;小田急発、熱海温泉行;名古屋駅から渓谷へ;南海電車と阿波への路)
著者等紹介
西村健太郎[ニシムラケンタロウ]
1973年2月生まれ、大阪府門真市出身。大阪芸術大卒、法政大大学院修了。横浜市在住。旅行専門誌編集者などを経て現在IT専門紙記者。Webサイト「鉄道紀行への誘い」で第1回アルファポリス旅行記大賞を受賞し、2009年「週末鉄道紀行」を刊行する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Yutaka Matsuzawa
6
非日常が味わえる仕事が終わった後の鉄道紀行。夜の旅が10本。中央線に乗ると高尾を過ぎたあたりで都会を抜けたと嬉しくなるし、依存症と思われるからロングシートでは酒は飲まないし、今回も乗り鉄的共感点が多く楽しめた。金谷ー久里浜のフェリーを使った東京湾ぐるっと一周は面白そう。余裕を持って、昼間にやりたい。◯2016/08/19
kuni2_s
0
車窓から見える風景の描写や説明がよかった。また、旅した事がある路線の話があった為、旅した時を思い出しながら読んだ。2013/02/02
せぶん
0
★★★★☆2011/03/20
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