内容説明
小さな思いやり、小さな努力、小さなやさしさ、小さな奇跡―。世界中に転がっていたこころ温まる物語の数々を集めました。
著者等紹介
佐藤光浩[サトウミツヒロ]
三重県生まれ。日本大学文理学部国文学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、2003年フリーランスのエディター・ライターとして独立。書籍、雑誌、Webなど媒体を問わず幅広く活動し、編集・執筆分野も多岐に渡る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こちゃら。
28
寝る前に・・お布団の中で読むのにちょうどいい長さかも。一気に読んでしまいそうなところを、一晩2編か3編づつ読みました。心地よく眠れるお話たち。信頼された獣医・・のお話なんていいなぁ。朝礼で語れそうなお話もあったし、ほっこり・ゆったりな短編集です。2015/08/27
hanagon44
22
古今東西の心温まる話が連ねてあり,安心しきって読むことができ,穏やかな心持になりました。最も心に響いたのは『命をかけること』。「私が兄を抱きかかえた時,兄はまだ生きていて,私が迎えに来ることを信じていたと言っていました。それだけで,私は命をかけて兄を迎えにいってよかったと思います」。という弟の言葉に目頭が熱くなりました。『ゾウのアリス』『悲しんでいるのは誰?』『盲目の逓信大臣』『あしながおばさん』『手柄や名誉より大切なもの』『恩返し』『信頼された獣医』『命がけの遭難救助』『温かいコート』等もよかったです。2015/03/12
yk
4
ショートストーリーばかりなのでちょろっと読むのにはちょうどいいですよ。心にとどめておきたいお話がいくつもありました。ルターのクリスマスツリーの由来のお話とか、西ベルリンの花火のお話とか、落穂拾いのお話とか。たまにそれはいい話なのか?ってのも混ざっていたように思いますが、全体的にほっこりでした。2017/01/30
ひなにゃんこ
4
★3 古今東西の「ちょっといい話」的な小話を集めた本。タイトル通り、寝るまでの暇潰し程度の内容で、浅く読み流す感じ。表面的にはいい話だけど、よく考えたら「うーん?」という話もあって、「きれいな所だけ見ました」っていうようなご都合主義をうっすら感じた…けど、これは多分捻くれ者の読み方です(^-^;) 素直に読めばいいのに、と自分でも思う(苦笑)2011/12/03
まろ
3
3日くらいに分けて読んだちょっといい話集。優しい気持ちのまま寝るせいか、翌日、色んな事に寛容に優しくなれる。世の中捨てたものじゃないな〜と感じる。2014/11/25
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- 和書
- 日本語研究の新視点