内容説明
再生可能エネルギーの雄「地熱」、ＣＯ２ ２５％削減へ大きく貢献。
目次
用語の解説
地熱エネルギー入門
地球の熱
地中熱―新しい地熱エネルギー
火山の熱
地熱の測定法
地球の恵み―熱水系
温泉
地熱の探査法
地熱の直接利用
地熱発電
地熱エネルギーと地球環境問題
再生可能エネルギーとしての地熱エネルギー
将来的地熱エネルギー利用
地球および都市の熱環境
著者等紹介
江原幸雄［エハラサチオ］
１９７０年北海道大学理学部地球物理学科卒業。１９７０年北海道大学大学院理学研究科地球物理学専攻修士課程。１９７２年同博士課程。１９７４年北海道大学理学部助手。１９７６年九州大学工学部助手。１９８１年九州大学工学部助教授。１９８６年オークランド大学地熱研究所客員研究員。１９９０年九州大学工学部教授。１９９８年九州大学大学院工学研究院教授。現在、日本地熱学会会長、新エネルギー・産業技術総合開発機構地熱開発促進委員会委員長、九州大学工学研究院九重地熱・火山研究観測ステーション長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ひで
2
非常に平易な言葉で書かれており、実際に講義で説明されているような丁寧さと分かりやすさがある。地熱の基本知識はこれで補完できたと思う。中でも目を引いたのは「地中熱利用」に「地熱のカスケード利用」だ。発電だけでなく、地熱を効率よく様々なところに利用できるのだ。あとは如何にコスト削減に努め、広く実用化を図るかだ。2011/11/30
