目次
第1部 国家刑罰権の現在(イデオロギー的正統化からテクノクラシーによる正統化へ;罪刑法定原則の理念と現実;「安全な社会」のパラドクス;予防刑法の病理;刑法における自由と安全―反テロ刑法=意思刑法再編の悪夢)
第2部 国家刑罰権の原風景(啓蒙主義的刑事法改革の一断面―オーストリアにおける拷問廃止について;審問手続の諸相1―魔女裁判の法史と不‐法史;審問手続の諸相2―拷問の法史と不‐法史;拷問廃止における「啓蒙的理性」の光と影;刑事司法の原風景―カロリーナの審問手続;刑法学の原風景―ドイツ刑法学の祖カルプツォフ)
著者等紹介
宮本弘典[ミヤモトヒロノリ]
1958年、徳島県生まれ。1983年中央大学法学部卒業、1991年、中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、関東学院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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