内容説明
涙の波乱人生を綴った挫折と悲哀物語。昭和の戦前戦後の苦難と貧困の信じられないほどの荒波を乗り越えた方たちを代表して、後世に語り残したい。親と子の心温まる愛と絆の泣き笑い人生、浮浪児生活の悲惨体験の感動作。
目次
無理心中、捨て子、孤児院へ
家族と離散し里子に
小さな奉公人
母との涙の再会
苦節と悲惨な毎日
鉛筆事件
恋しい母がやっと田舎へ
小学校での雪の惨事
母ちゃんなんかもういらないよぉ
悩む人生と繰り返す家出〔ほか〕
著者等紹介
遠藤浩一[エンドウコウイチ]
1934年東京・京橋に生まれる。1938年父と姉の病死後、一家心中と捨て子未遂。孤児院へ。1939年5歳で貧農へ里子に出され、奉公人生活。1940~53年繰り返す家出と自殺未遂で苦難の数々を味わう。1954年東京へ逃げ出し隅田公園、浅草ほかで浮浪児生活。1956年向島の日本蕎麦屋で助けられ、人生の転換期となり料亭に。1958年住宅建設の(株)日本電建入社。トップセールスマンを続投しつづけテレビ、雑誌に数多く登場。1963年個人会社を設立。アパート、マンションを所有(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 洋書
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