内容説明
お笑い芸人の夢破れ、ニートに転職した作者。最愛の彼女にも去られ、なぜか思い立ったのは…“インドにでも行くか!”勢いで飛び立ったものの、そこは日本の常識が全く通じない驚天動地、摩訶不思議の世界だった!作者を待ち受けていた激しい下痢、目的地へたどりつかないタクシー、インチキ占い師、ノラ牛、ノラヤギetc…ひたすら詐欺師のようなインド人と闘う過酷な日々にブチ切れ“こんな最低な国、二度と来るかボケぇぇ!!”…でも実は、また行っちゃったりして―へなちょこ作者が綴る、抱腹絶倒の大爆笑旅行記。
目次
特別レポート
プロローグ インドへの道
ちょっとだけマレーシア編
インド突入編
インド再訪編
著者等紹介
さくら剛[サクラツヨシ]
1976年静岡県浜松市生まれ。ニートの現状を憂い一念発起してインドに出かけ、帰国後旅行記を発表、話題を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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takaC
103
自分もねインディアンの不思議さには十二分に慣れてたつもりだったのに、共和国初入国時に別室にご案内していただき手荷物没収か強制送還かの二択を迫られのっけから躓きましたよ。で、精魂尽きて最後は¥enの力に縋っちゃっいましたよ・・・2014/08/30
鱒子
74
作者が全力で笑かしにきてます。外読み厳禁の爆笑本でした。インドひとり旅エッセイ。ありとあらゆるタイミングで騙しにかかってくるインド人と著者の攻防がすごい。インドに行くならそれを楽しむか、もしくは金に糸目をつけないマハラジャ旅行をするか、どちらかしか無さそうです。次 中国編 行きます!2018/12/02
ユザキ部長
68
町にはノラ犬だけじゃなくノラ牛が闊歩し、怖いおじさんにやたら声かけられ信じてみても必ずぼったくられる。もちろん食事は手づかみ(カレーもね)○イレにティッシュなんてありゃしない。老若男女寄ってたかって必ず物乞い。ガンジスでは火葬場から転がり落ちた内蔵をノラ犬が食べる。壮絶だけどみんな生きてるんだなぁ~(笑)2014/08/29
めろんラブ
68
「インド人もびっくり」というフレーズは、その昔、ヱスビーカレーのCMで使ったのが最初だとか。現在の使用法は、予想を超えて驚いたの言い換えですが、言っている人にお目にかかったことがありません。誰も使わないのにこのフレーズが今なお認知されているのはなぜか・・・その謎がこの本を読んで解けたような気がしますwガイド本ではないので、インドへ行く予定のある人の参考にはならないでしょう。と言うより、予定をキャンセルしたくなることうけあいです!旅には『地球の歩き方』を、帰国後に本書で怒りの共感&再燃をおすすめします♪2012/10/10
フユコ
67
インドには絶対行けないだろうなと思っていたので間接的に体験出来てすごく楽しかったです。 他の国の話も楽しみ。 再読2020.8.1. ミニバンに10数人一緒に乗ってて、隣のおじさんがそっとさくらさんの手を握ってくるのが面白かった。笑 のびをしてさりげなくほどいてもすぐ握ってくるの不思議だ(^.^) (インドではおじさん同士よく手を握り合ってる事があるらしい。恋愛とかでなく仲が良いだけ)
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- 和書
- 犬はどこだ 創元推理文庫