内容説明
哲学は、今一度、プラトンの時代のような、原初の輝きへと立ち帰ることはできるのか?スピリチュアル・ブームを、人類が保持してきた叡知の伝統へとつなげ、新たな地球文明へ向けてのヴィジョンを提示する。
目次
第1章 「ある」ことの神秘
第2章 「奥」への歩みと魂の感覚
第3章 世界の経験をめぐって
第4章 原型への視線
第5章 宇宙の根源へ
第6章 一と多、宇宙の多次元性
第7章 世界の創生と「わたし」
第8章 見出された宇宙
著者等紹介
菅原浩[スガハラヒロシ]
1959年、埼玉県生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。学術修士。現在、長岡造形大学教授。表象文化論、神話学、比較宗教論などの研究を経て、現在は、霊性的思想の現代的再創造に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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