出版社内容情報
「小皇帝」と呼ばれる一人っ子は一億人前後と推定される。社会人も急増し、現代中国を左右し始めている。新たな反日に走り、「打倒小日本!」と叫ぶ小皇帝世代とは。経済的繁栄の謳歌、巨龍(大国)意識……。しかし、このチャイナ・ドリームには闇も存在する。過保護に育てられ、出世競争に追われ、結婚難にあえぐ彼らは、精神的に深く病んでもいるのだ。旧来の常識がまったく通用しなくなった隣国の現在。
内容説明
「小皇帝」と呼ばれる一人っ子は一億人前後と推定される。社会人も急増し、現代中国を左右し始めている。新たな反日に走り、「打倒小日本!」と叫ぶ小皇帝世代とは。経済的繁栄の謳歌、巨龍(大国)意識…。しかし、このチャイナ・ドリームには闇も存在する。過保護に育てられ、出世競争に追われ、結婚難にあえぐ彼らは、精神的に深く病んでもいるのだ。旧来の常識がまったく通用しなくなった隣国の現在。
目次
第1章 新たなる反日(二〇〇五年四月九日・北京;羅剛事件の意味するもの;反日の娯楽化が始まった)
第2章 巨龍意識(「小皇帝」たちが大人になった!;紅色旅行の少年四人組;中国不可侮辱)
第3章 チャイナ・ドリーム(小資族時代がやってくる;帰国する頭脳集団)
第4章 苦悩する青春(十三億の競争;地方出身大学生を襲う貧富の格差;病む心)
第5章 未来への架け橋(日系企業離れが拡大している;新世代とのコミュニケーション;温度差を越えて)
著者等紹介
青樹明子[アオキアキコ]
愛知県生まれ。ノンフィクション作家、広東衛星ラジオ放送キャスター。早稲田大学文学部卒。北京師範大学と語言学院に留学。1998年から北京放送に三年間勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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