農地収奪を阻む - 三里塚農民怒りの43年

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434125546
  • NDC分類 316.4
  • Cコード C0036

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sasha

9
成田空港建設反対派による活動は、北総台地の百姓一揆だ。閣議決定ひとつで根回しもなく、苦労して開墾した土地を明け渡せと言われる。著者の萩原氏は本書発行後の2013年に急死されているがそれまでの43年間、権力に対しての怒りを持続し続けたパワーに感服する。成田空港は未だ完成していないんだよな。完成する前に羽田が拡張されてしまうんじゃないか?2018/01/16

さとまみ読書垢2(小説・その他専用)

0
市東さんへの攻撃を考え、これと闘う中で農民としての存在を強烈に自覚するようになった。食料を安くするという事は労働者の賃金を下げるということ。食費をさげることができれば賃金を下げられる。農産物を安くする。安い農産物を輸入、ツケは労働者に回ってくる。海外にしを依存するのは戦前への逆戻り。

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