内容説明
小説全154編のうち、選りすぐりの101編を収録した太宰治選集。第一巻では30代~50代の読者層向けに38編を収録。
目次
晩年(魚服記;彼は昔の彼ならず;めくら草子)
燈篭
満願
富嶽百景
葉桜と魔笛
女の決闘
駆込み訴え
老ハイデルベルヒ
誰も知らぬ
善藏を思う
乞食学生
東京八景
千代女
風の便り
誰
律子と貞子
小さいアルバム
日の出前
新釈諸国噺(破産;女族;赤い太鼓)
お伽草子(カチカチ山)
津軽通信(嘘)
十五年間
未帰還の友に
津軽通信(雀)
トカトントン
ヴィヨンの妻
父
朝
饗応夫人
美男子と煙草
桜桃
家庭の幸福
津軽
パンドラの匣
著者等紹介
太宰治[ダザイオサム]
1909(明治42)年6月19日、青森県北津軽郡金木村に、津島家の第十子六男として誕生。1930(昭和5)年官立弘前高等学校を卒業、東京帝国大学仏文科に入学。1933(昭和8)年同人誌「海豹」に、筆名、太宰治で「列車」「魚服記」「思い出」を発表。1948(昭和23)年「人間失格」「グッド・バイ」を発表。6月13日、玉川上水に入水自殺(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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