内容説明
巨大な感覚への挑戦―〈野性〉社会システムに支配された〈身体〉の閉塞状況を打破する力は人間本来の「外」に出る能力である。気鋭の芸術家が説く、現代文明批判と実践の書。“野性”復活を唱える表題作、思考の礎となる諸概念を記した「〈野性〉論 断章」、感覚と存在の直接的関係を論じた「存在への転換」など5編を収録。
目次
1 〈野性〉論
2 〈野性〉論断章
3 存在への転換
4 存在・負のエネルギー
5 原感覚と還元的統合
6 生活と思索
著者等紹介
田島鉄也[タジマテツヤ]
1963年埼玉県に生まれる。日本大学理工学部物理学科卒業。個展、ギャラリー山口、トキアートスペースなど。グループ展「Atopic Site:On Camp/Off base」東京ビックサイト(1996)、「第2回アート公募審査員賞展」SOKOギャラリー(1998)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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