内容説明
本書は、竹内文書原典の記述に基づき日本の超太古時代の姿の一端を明らかにしたものである。これは、著者が神代文字や古代文字で書かれた文献を新聞を読むように読める程精通していたと同時に、旧皇族や全国各神社の神主との交流を通して、超古代文献“竹内文書”の原典に接する環境に恵まれた結果の産物である。いずれの草稿にも、日本人のアイデンティティーを呼び戻すために役立つ素材に溢れている。
目次
第1部 日本上古代中期正統史―皇統第五代~十一代天皇(皇統第五代天八下王天皇;皇統第六代天目隆美天皇 ほか)
第2部 アジチ文字とヨイロパ媛神―モウゼ十誡
第3部 日本上古代の後期1正統史―皇統第十二代~皇統第二十一代天皇(十種の神寶について;宇麻志阿志訶備比古遅天皇 ほか)
第4部 日本上古代の後期2正統史―皇統第二十二代~皇統第二十五代天皇(天疎日向津媛天皇;天之忍穂耳 ほか)
第5部 太古代の暦日の研究(天津神第六代國萬造主大神と國萬造美大神の時代;天津神第七代天御光太陽貴王日大御神時代の暦日の制定 ほか)
著者等紹介
酒井由夫[サカイヨシオ]
明治28年(1895年)長崎県島原市に生れる。五高卒業。大正11年東大医学部卒業。同学部病理学教室を過て物理的治療所で潜水病の治療研究に従事。昭和14年軍事保護院伊東療養所所長。昭和17年「朝日文化賞」受賞―慢性麻薬中毒ならびに一般中毒性疾患の治療法に関する研究による。当時特に白眼視されていた漢方療法を併用して、多くのアヘン中毒患者、貝毒(あさり・かき中毒)患者を救ったことが評価される。昭和30年~45年竹内文書解読関連の草稿を執筆。昭和50年没(80歳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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