内容説明
本書は、いろいろな形態の北海道開拓史の中から、キリスト教の信仰によって、北辺の地に理想郷づくりを志した移民団をピックアップして、「希望と挫折」の足跡を追うものである。
目次
はじめに 原野に挑む
1章 ピューリタン精神―赤心社
2章 「神・我と共に」―イマヌエル村
3章 「志」のタネを蒔いた―聖園農場
4章 北辺に「神の国」を―北光社
5章 幻のキリスト教大学建設―学田農場
6章 少年の更生教育―北海道家庭学校
7章 戦争を懺悔―江別キリスト村
補章 アイヌの父―ジョン・バチェラーの足跡
補記 政府を動かした戦災者の集団帰農
終わりに 「艱難を忍耐で」に感謝
著者等紹介
仙北富志和[センボクトシカズ]
(学校法人)酪農学園常務理事。酪農学園大学環境システム学部教授。農学博士。1941年7月北海道増毛町の果樹農家生まれ。1964年3月酪農学園大学酪農学部卒業後、青森県に奉職。「中央管理型農政」から地域特性を活かした「地域選択型農政」への転換を主張。2001年3月青森県農林部長を辞して酪農学園大学に転職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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