内容説明
異世界に存在する大陸、ミュールゲニア。そこは剣と魔法が支配する世界―ドラゴンスレイヤーと噂される黒衣の戦士、レイン。青白き光を放つ魔剣「傾国の剣」を携え、彼はただひたすらに強くなることを目指し大陸を旅していた。やがてレインは、大陸南西部の小国でひとりの少女と出会う。彼女の名はシェルファ。大国ザーマインの脅威にさらされるサンクワールの王女だった。―今、ミュールゲニアの歴史が動きはじめる!人気爆発!!剣と魔法の最強戦士ファンタジー。
著者等紹介
吉野匠[ヨシノタクミ]
東京都内にて生誕。自分の小説が本になるのを夢見て、せっせと書き続けるかたわら、HP上にて毎日更新の連載を始める。その中でも特に「レイン(雨の日に生まれたレイン)」がネット上で爆発的な人気となり、遂に同作で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
加賀ますず
5
遂に動き出した大国ザーマイン、揺れ動く大陸にレインのとる行動とは…。かつての仇敵ルナンに前巻でシェルファに嫌われてしまったジョシュアが所属して活躍していたのはポケモンのライバルみたいな感覚で面白かった。初登場のファナージュの人々も思い切りがあって気持ちよく、どんな展開になるのかわからない高揚感が素晴らしい。ノエルのツンデレ感も可愛いし、レインと少しずつ距離を縮めるセルフィーもいじらしい。2019/10/12
ネズミ
4
レイグルがいよいよ動き出した。最後の方でレインがレイグルに向かっていった時にはヒヤヒヤしたよ… エピローグはホロリときたな…2015/12/20
くろねこ
3
レイグル王の治世自体は悪くないみたいで、魔族たちとレインが戦う感じになるのかなぁと思っていたのですがそうはならないみたいですね。大陸の地図が載っていたので位置関係が分りやすかったです。2016/05/27
hisoka 秘
2
レイグル君主としては、いい奴じゃん。特に怨みもなさそうなのにつっかかるレインが子供に見えてきたぞ。意味深な異世界ネタがずっと出ているけど、謎はなかなか明かされないな。レインは異世界からきた勇士なのか、時空を超えて渡れる天才なのか。ただ現代日本から行っても絶対こんなに強くはなれないだろうな。2013/10/22
菊地
2
言うほど勃発してなかった。2011/09/15