内容説明
朗読とはなにか?朗読を聴いて人はなぜ感動するのか?朗読を、認識論・表現論・言語論・文学論・技術上達論をふまえて本格的に解明した日本で初めての理論書。朗読する人、朗読を指導する人、朗読に心をよせる人すべてに必見の書。
目次
第1章 朗読とはなにか(朗読のすばらしさとむずかしさ;朗読とはなにか)
第2章 朗読の基本を考える(文字言語と音声言語の本質を考える(一)―「言語」としての本質的な共通点
文字言語と音声言語の本質を考える(二)―「文字」と「音声」の本質的な相違点 ほか)
第3章 文学作品における作品世界をいかにイメージするか(表現主体の「視点」と「心情」に立ってイメージすること―表現内容から表現主体の「視点」と「心情」を逆イメージすること;作品世界を「場面イメージ」の立体的な組み合わせとして想像・創造する ほか)
第4章 文学作品の作品世界をいかに朗読表現するか(語り口の問題;朗読は六段階の朗読ステップを踏んで上達する―朗読における上達の基本構造 ほか)
著者等紹介
東百道[ヒガシモモジ]
1946年3月31日千葉県市川市に生れる。1970年代より、生業(会社勤務)のかたわら、認識論、表現論、言語論、文学論、技術上達論その他の独学を始める。1980年代より、山梨県在住の溝口直彦(元NHK甲府放送劇団員・声優、全国放送劇コンクールで1位となり番組賞と個人賞を受賞)に朗読の初歩段階の指導を受ける。これを機に、本格的に「朗読の実技」「朗読の理論」「朗読の指導法」の研究を開始する。2003年より八千代市、千葉市その他で朗読指導を開始する。2006年より本格的な朗読活動を展開し、現在に至る。認識論、表現論、言語論、文学論、技術上達論の独学を踏まえて、自立的に「朗読の実技」「朗読の理論」「朗読の指導法」を研究中。八千代市、千葉市、船橋市、東京都品川区、三鷹市の5地域で9つの朗読サークルを指導中。「小さな朗読館・やちよ」「小さな朗読館・山桜」「講演と朗読の会」などの定期的な公演を主宰。ブログ『感動をつくる・日本朗読館』主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きいち
とし
とろろ
がっちゃん