内容説明
著者は終戦後シベリアに抑留された。手帳もメモもすべての記録を没収され帰国。負傷のため舞鶴の病院に入院。その病院でシベリアでの記憶のすべてを2冊のノートに記録。その壮絶な体験記録。
目次
終戦
シベリア抑留
作業
民主運動
望郷
ダモイ(帰国)
牧草作業
帰国への道
著者等紹介
加藤信忠[カトウノブタダ]
大正12年(1923年)神奈川県高座郡藤沢町(現藤沢市)に生まれる。昭和13年(1938年)藤沢高等小学校卒業。昭和15年(1940年)日本精工(藤沢工場)入社。昭和17年(1942年)藤嶺学院藤沢商業第二本科に学ぶ。昭和19年(1944年)満州第十二野戦航空修理廠(旧満州国吉林省哈爾濱市)に入隊。昭和20年(1945年)シベリアに抑留。昭和23年(1948年)帰国(家業の豆腐製造販売を手伝う)。昭和29年(1954年)(有)丸加豆腐工業代表取締役就任。昭和40年(1965年)マルカ食品株式会社創立代表取締役就任。平成14年(2002年)同社退任、新太陽株式会社顧問就任。現在、藤沢東ロータリークラブ会員。藤沢市湘南台在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。