内容説明
入院した夫と妻を繋いだのは携帯だった。「俺、何となく、死なないと思うよ。なんだか元気になるような気がする」と矢吹亮二は言った。傍らで、妻の千鶴子がひどく深刻な顔をして頷いた。明るく、暖かい夫婦の闘病・看病小説。
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- 電子書籍
- 日本の税金第3版 岩波新書
入院した夫と妻を繋いだのは携帯だった。「俺、何となく、死なないと思うよ。なんだか元気になるような気がする」と矢吹亮二は言った。傍らで、妻の千鶴子がひどく深刻な顔をして頷いた。明るく、暖かい夫婦の闘病・看病小説。