内容説明
指導に関して沈黙を貫き通してきた蔦宗監督が、ついにその“最強指導”の秘密を明かす。
目次
第1章 勝てる指導者になるために(0からのスタート;初めてのミーティング ほか)
第2章 選手を育成するために(集中力の向上;頭髪と集中力 ほか)
第3章 強いチームをつくるために(選手のスカウト;家族構成と性格 ほか)
第4章 試合準備を万端にするために(ストレス;スーパーコンディショニング ほか)
第5章 最適な部活動経営をするために(後援会とOB会と父母会;父母会 ほか)
著者等紹介
蔦宗浩二[ツタムネコウジ]
元神奈川県立釜利谷高等学校男子バレーボール部監督。現順天堂大学男子バレーボール部監督。平成バレー塾塾長。教師を続けながら、母校順天堂大学の指導をするとともに、月に数回の平成バレー塾を開いて、バレーボールの研究を続けている。全国大会優勝釜利谷高校4回、神奈川選抜2回。全国大会準優勝釜利谷高校1回。全国大会第3位釜利谷高校2回。関東大会優勝釜利谷高校2回(5年連続決勝戦へ進出)。関東大会準優勝釜利谷高校4回。全日本選手3名、全日本ジュニア日本代表4名、全日本ユース日本代表5名、全日本高校選抜代表5名、そして実業団選手多数を輩出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ばりぼー
9
こういった現役の指導者の方(といっても蔦宗先生は現在大学の監督になられています)が書かれた指導書というと、指導の根幹をなす大事な部分については企業秘密でぼかすことがほとんどですが、蔦宗先生はバレーボールの技術的なことだけでなく、選手のスカウトや父母会の運営方法などまで、惜しみなく具体的なアドバイスをしてくれます(ただし、有名な「華陀式トレーニング」については秘密のままですけど…)。バレーボールに限らず、スポーツの指導に関わる人には、有益な情報が満載の必読書だと断言します。2012/06/23
E.T.
0
日本一を目指す高校の練習、部活運営、チームの作り方等細部まで詳しく書かれていて、大変興味深いものだった。2014/04/30