内容説明
10年以上前に出版した第一歌集『サルビアの花』から、豊かな色彩に富んだ、そして今なおその心情が胸に迫る短歌を厳選し、再構成した第二歌集。ある一時期の記憶のかけらたちが美しいヴィジュアルとともに再び輝き出す。当時の切なる想いは長い歳月を経てもなお、私たちに共感と新たな感動をもたらしてくれる。
目次
一月遅れに
秋桜
ほのかに温し
永久に忘れじ
亡母の声
夫の掌の中
おふくろ
一杯の珈琲
苛立ち
変革の意志〔ほか〕
著者等紹介
小池恭子[コイケキョウコ]
愛媛県松山市に生まれる。中学生の頃より文芸誌等に創作発表。大学では日本文学を専攻。学生時代より同人誌等に短歌作品を発表。結婚、育児を経て、現代歌壇の重鎮・加藤克巳に師事し作家活動を再開。現在、株式会社テクネスの代表取締役としてビジネスにたずさわる。埼玉県歌人会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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