出版社内容情報
第13回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞受賞作、文庫化です! 人気シンガーソングライターの上条梨乃は、ある朝、渋谷のゴミ捨て場で目を覚ました。誰も彼女の正体に気づく様子はなく、さらに街頭に流れる梨乃の自殺を報じたニュースに、梨乃は呆然とした。自分は本当に死んだのか? それなら、ここにいる自分は何者なのか? そんな中、大学生の優斗だけが梨乃の正体に気づいて声をかけてきた。 梨乃は優斗と行動を共にするようになり、やがてもう一人、梨乃を梨乃だと認識できる少年・樹に出会う……。 自殺の意思などなかった梨乃が、死に至った経緯。そして生きている梨乃の顔を見ても、わずかな者を除いて、誰も彼女だと気づかないという奇妙な現象を、梨乃と優斗、樹の三人が追う。
内容説明
人気絶頂のシンガーソングライター・上条梨乃はある朝、渋谷のゴミ捨て場で目を覚ます。昨夜からの記憶がなく、素顔をさらしているのに誰からも上条梨乃と認識されない状況に戸惑う。さらに街頭ビジョンには、上条梨乃が自殺したというニュースが流れており…。梨乃は自分を上条梨乃と認識できる青年・優斗らの力を借り、自らの死について調べだす。第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作!
著者等紹介
辻堂ゆめ[ツジドウユメ]
1992年生まれ。神奈川県藤沢市辻堂出身。第13回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、2015年『いなくなった私へ』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ソルティ
utinopoti27
しんたろー
ちょこまーぶる
mariya926