内容説明
拳聖澤井健一先生の神髄を継承する、大気拳の佐藤嘉道師範がその半生で巡り会った人々の「心に残る一言」を記した珠玉の箴言集。宗教家、経済学者をはじめ、剣道家など多くの武道家、登山家、書家、実業家、音楽家、棋士、教え子など28人の心の琴線に触れる言葉の数々…。
目次
よく選んでな―近所の和尚さん
ていねいよく面倒見てね―宗教家・教育者・佐藤忠輝先生
やれるところまでやる―ソプラノ歌手・中丸三千繪氏
目的のない稽古―極真会館総裁・大山倍達先生
雲の上の先生―経済学者・小林昇先生
すぐ来なさい―宗教家・俳人・竹田鐵三先生
友人の務め―出版人・文筆家・渋谷清氏
冥土の土産―武徳館館長・福田久一郎先生
一に稽古、二に稽古、三に稽古―警視庁剣道師範・黒田市太郎先生
稽古に稽古を重ねる結果、争いから離れる―天真正伝香取神道流神武館館長・大竹利典先生〔ほか〕
著者等紹介
佐藤嘉道[サトウヨシミチ]
昭和20年2月2日茨城県旧下館市に生まれる。幼い頃より武道に憧れ小・中学校と空手、柔道を学ぶ。39年極真会大山道場に入門、米軍キャンプなどで空手の指導にあたる。その後澤井健一先生の弟子となり太氣拳を修行。大学(立教大学)卒業後、修行の時期を経て26歳より約2年間、アムステルダムのカレンバッハ氏宅を拠点にオランダ各道場、スウェーデン、フランス、ドイツ、スイス、ベルギー、アメリカなどで太氣拳を指導。また体育大学では「武道とスポーツとの相違」について講座を開く。帰国後、茨城県高等学校教諭となり、空手部、ボクシング部顧問を務める。この間定期的にヨーロッパの各道場および国内で太氣拳を指導。平成14年、27年間の教職を辞し、太氣拳に専念。自宅道場、如来堂山中にて修行、指導にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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