宮沢賢治入門 宮沢賢治と法華経について

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434083600
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

宮沢賢治の思想と精神を語るに、今最もふさわしいのは田口昭典氏(2006.5.19没)だ。死の直前まで、氏が不屈の精神と情熱で賢治研究情報誌「あるびれお通信」(週刊で最終は台838号)を発行し無償で人々へ送り続けたのは、デクノボーの実践(菩薩行)にほかならない。

目次

序章(宮沢賢治思想の中核を探る;法華経はどんなお経か)
第1章 幼少・青年時代(~大正9年)(浄土真宗に育まれた;模索の時代 ほか)
第2章 上京中(大正10年)の賢治(家出上京;上京中の生活 ほか)
第3章 農学校教師時代(花巻へ帰宅し稗貫農学校教諭となる;農学校教師時代 ほか)
第4章 「雨ニモマケズ手帳」から臨終まで(「雨ニモマケズ手帳」について;「雨ニモマケズ手帳」と法華経 ほか)

著者等紹介

田口昭典[タグチアキスケ]
昭和3年11月秋田県仙北郡田沢湖町に生まれる。昭和24年盛岡農林専門学校農芸化学科卒業宮城県南郷農業高等学校教諭。昭和31年秋田県立矢島高等学校教諭。納豆菌の研究をまとめる。昭和39年秋田県立大曲高等学校教諭。昭和57年秋田県立角館高等学校教諭。昭和62年『賢治童話の生と死』(洋々社)を出版。昭和63年岩手日報文学賞「賢治賞」受賞。平成元年秋田大学非常勤講師(~平成11年まで図書館学を講義)。平成2年手作りの宮沢賢治情報誌「あるびれお通信」(週刊)を発刊。平成18年5月死去(享年77歳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁Lei❁

20
幼少・青年期、上京中、教師時代、臨終までに分けて、法華経に関する賢治の動向が記されています。法華経の全内容については触れないので、事前に知識を入れておくのがおすすめです。複数の文献を比較し、事実の考証がよくなされています。国柱会の布教の姿勢とその影響を知ることができたのが大きかったです。賢治童話に触れる直前で作者が亡くなってしまったので、法華経と作品の関連についての詳細な研究は後進の課題だと思いました。良書です。2022/06/29

マウンテンゴリラ

3
宮沢賢治の文学作品が深い法華経信仰に裏付けられたものだということがよくわかった。著者は教師として高校生に賢治の作品及びその魅力について紹介していただけに、本書も丁寧な解説と平易な文章により構成されていてとても読みやすかった。賢治の作品を通じて法華経及び仏教思想をより深く理解し、また逆に、法華経の理解を通じて、賢治の作品をより深く味わうことができると感じた。特に代表的詩作である「雨ニモマケズ」が、実践面において観世音菩薩、存在において常不軽菩薩を理想としていたということに新たな感動を覚えた。2012/12/17

マウンテンゴリラ

1
初読の際のレビューでも書いたが、宮沢賢治の思想と法華経の関係がいかに深いものであるかがよく解った。しかし、その解りやすさというのが、賢治の作品の思想的なものにあまり触れずに、事実検証における法華経との関係に終始した結果と言えるのかもしれないと感じた。本書を再読し、やや腑に落ちない点として、賢治の童話の多くが法華経の思想を表現したものであるとする一方、それらと法華経との関係を賢治が作品のなかで、あえて明示していないと言う点がある。→(2)2014/03/11

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