内容説明
一人の老詩人が孫娘“ユリカ”に贈る“遺言”の詩―その一語一語が粒立ち、愛の滴となって、もう一人の“ユリカ”であるあなたの胸に染みこむだろう。
目次
ユリカの足
夕ぐれの宝石
幼い巫女
ビバルディの森
クリスマス
宝石の海
ドングリの実
カムイ・ミンタラ
青いお星さま
篭いっぱいの秋〔ほか〕
著者等紹介
原子修[ハラコオサム]
1932年、函館市生まれ。詩集『島影』で北海道詩人賞受賞、『未来からの銃声』で日本詩人クラブ賞、『受苦の木』で現代ポイエーシス賞受賞。詩劇49作品111公演を道内・道外・海外で実施。童話『月と太陽と子どもたち』(「北の児童文学賞特別賞」受賞)などを刊行。日本文藝家協会員、日本現代詩人会員、日本詩人クラブ会員、北海道文学館副理事長、札幌大学名誉教授。北海道札幌市在住
丸岡慎一[マルオカシンイチ]
1973年神奈川県横浜市生まれ。1998年多摩美術大学大学院修了。2003年第19回ニッサン童話と絵本のグランプリ優秀賞受賞。2005年第21回ニッサン童話と絵本のグランプリ大賞受賞。ボローニャ国際絵本原画展入選。BL出版より、ニッサン童話と絵本のグランプリ大賞作品「しろいみち」出版。2006年ボローニャ国際絵本原画展入選。現在、札幌市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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