内容説明
バブルという名の怪物が日本を覆い尽くす前の、一九八五年の五月半ばのこと。四年前に行方不明になった平山圭織が突然姿を現すが、目の前にいる中島史に気がつかないばかりか再び忽然と消えてしまった!?圭織を捜す史は『賽の神』から重要な手がかりを得るが…。
著者等紹介
西谷史[ニシタニアヤ]
伊勢生まれ。1986年、『女神転生』の企画・原作を手がけたのをきっかけに作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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水月
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1986年当時を懐かしむことのできる本。失踪した彼女を追う話かと思ったら、ベンチャー企業やゲーム業界、戦争、FBI、おまけに神秘体験など色々でてきて、目的が何なのか分からなくなってくる。終盤で思い直したように本題に戻り、意外な結末を迎える。読みやすいし読後感もよいのだが、失踪した彼女の謎を少しずつ解いていきたいミステリ好きな読者には向かない。筆者は女神転生シリーズのゲーム作家とのこと。確かにこれは本よりヴィジュアルノベルとしてゲームでやったほうが合いそう。・・・あと題名はタイムダイブ1981じゃね?☆32015/08/04
立花真幸
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★★★★☆