内容説明
びょうきになったアカネちゃんのかわりにのはらにちょうちょをとりにいったふたごのくつした、タッタちゃんとタアタちゃんのおはなしです。
著者等紹介
松谷みよ子[マツタニミヨコ]
作家。東京に生まれる。『龍の子太郎』(講談社)で国際アンデルセン賞優良賞、『ちいさいモモちゃん』(講談社)で野間児童文芸賞、『あの世からの火』(偕成社)で小学館文学賞、『私のアンネ=フランク』(偕成社)で日本児童文学者協会賞を受賞。日本文芸家協会会員。日本民話の会運営委員
しのとおすみこ[シノトオスミコ]
本名・篠遠すみこ。神奈川県鎌倉に生まれる。東京芸術大学油絵科卒業。作品に『ゆうひのしずく』(産経児童出版文化賞推薦・小峰書店)などがある。日洋会会員。鎌倉美術家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
蔵書の紙芝居と読み比べ。紙芝居は板切れにくれよん(黒)で「ちょうちょホテル」と書いてあったのに比べ、絵本はタアタちゃんにカラフルに描かれているましたし、紙芝居はラストにお母さんも登場し、見せ方の違いをはっきりと感じました。2021/02/27
ヒラP@ehon.gohon
15
病気のアカネちゃんのために、靴下がちょうちょを集めにいくという、ユニークな発想を面白く思いました。 松谷さんが同じタイトルで脚本を書かれた紙芝居と雰囲気が違うので、この点も面白く思いました。 絵本の方はあくまでものどかです。 紙芝居では、単調さを避けるための脚色がされていましたね。 印象が変わってくるので、よみくらべもお薦めです。2018/05/19
遠い日
10
『ちいさいモモちゃん』の妹アカネちゃんのお話から抜粋した物語。懐かしいタッタとタアタの、双子の靴下のやさしいお話。小さなアカネちゃんを喜ばせようと、がんばったタッタとタアタ。2015/04/07
すぱちゃん
7
病気で寝ている二歳半のアカネちゃんの為に、靴下のタッタちゃんとタアタちゃんがちょうちょを集めに野原へ。ちょうちょホテルにはちょうちょが集まるのでしょうか?松谷みよ子さんの幼児を思いやる優しい絵本です。中古本ですが、松谷さんのサイン本でした。2020/02/05