アドラーを読む―共同体感覚の諸相

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434079474
  • NDC分類 140
  • Cコード C0011

内容説明

フロイト、ユングと並ぶ心理学の巨匠アルフレッド・アドラーを読み解く現代人の生き方に再考を促すアドラー心理学の全貌。

目次

第1章 アドラー 人と著作
第2章 他者の存在をめぐって
第3章 目的論
第4章 ライフスタイル
第5章 甘やかされた子ども
第6章 優越性の追求
第7章 神経症について
第8章 勇気づけ 教育と治療
第9章 人生の意味を求めて

著者等紹介

岸見一郎[キシミイチロウ]
1956年、京都生まれ。1987年、京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。専門の哲学(西洋古代哲学、特にプラトン哲学)に並行して、1989年からアドラー心理学の研究をしている。京都教育大学教育学部、甲南大学文学部、京都府医師会看護専門学校、奈良女子大学文学部非常勤講師、前田医院(精神科)勤務を経て、現在は明治東洋医学院専門学校(教育心理学、臨床心理学)、聖カタリナ女子高校看護専攻科(心理学)非常勤講師。日本アドラー心理学会認定カウンセラー、日本アドラー心理学会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

2
フロイトやユングと並び称されるアドラーの心理学を紹介したもの。難解なフロイトやユングと違って、アドラーの心理学は理解しやすい。人は孤立しているのではなくて、他者とのつながりの中で生きると言うのが、アドラーの心理学の基本らしい。自分のために行動するのではなくて、自分が所属している集団のために行動する共同体感覚が重視される。共同体感覚と対照的なものが、甘えであり、それは自分が無価値であることを恐れて、心の病や体の病(神経症)を引き寄せてしまう。より良く生きるためのまっとうな心理学という気がした。2010/12/26

aikansya20250727

0
「嫌われる勇気」とくらべると、読んでいて楽しくなかった。2014/07/06

905

0
「アドラーを読むことは、自分の生き方を吟味することである。」2011/10/17

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