目次
1 被災者支援ボランティア活動の概要(巨大地震の実像;防災計画との温度差 ほか)
2 活動の前の準備が大切(ボランティア登録と保険の問題;初めて現地に向かう前に ほか)
3 義援物資と活動資金(義援物資の行方;義援物資の選択 ほか)
4 いざ、ボランティア活動へ(人の行かない場所をさがせ;手かずではなく、心かずとなれ ほか)
5 ボランティアの得るもの(「同情心を持て」「野次馬たれ」;被災者とボランティアの関係 ほか)
著者等紹介
角田四郎[ツノダシロウ]
1944年京都生まれ。東京都福生市在住。北海道の酪農学園大学を卒業後サラリーマン生活を経て大阪万博職員となる。万博後、事業プランナーとして独立。1985年に起きた日航ジャンボ機墜落事故の原因に疑問を抱き、7年の歳月をかけて究明作業の疑惑を追及した著書『疑惑』(早稲田出版刊)を発表。1995年に発生した阪神・淡路大震災で、3ヶ月現地に留まってボランティア活動、以降、3年に及ぶ訪問活動を続けた。その後も、ナホトカ号重油流出事故、有珠山噴火災害、三宅島火山噴火災害でボランティア活動、1999年の台湾大震災では震源地の台湾中部山中に入り、台湾原住民ブヌン族の避難生活をサポートし現在も訪問活動を継続している。2004年発生の新潟県中越地震でも小千谷市吉谷地区の避難所活動を2ヵ月続け、その活動記録を『哀しみをみつめて』(ふきのとう書房刊)と題して報告した。ここの訪問活動も継続して行なっている。また、被災地活動の経験をいかし市民防災の啓蒙活動にも力を注ぎ、地元福生のボランティア・グループと共に宿泊型避難訓練等ユニークな活動を指導、講演活動もおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。