グローバルな帝国主義的資本主義

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  • サイズ B6判/ページ数 316p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434073786
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C3033

内容説明

「発展途上国」労働者が増加し「先進国」労働者の地位が没落している。その背後に10%単位で数える膨大な失業者、土地に拘束される飢えた農民がいる。世界の経済格差はどの程度なのか、なぜ拡大してきたのか。「グローバル経済」の原理的構造。

目次

はじめに 帝国主義的資本主義のグローバルな展開と再編
第1部 グローバルな帝国主義的資本主義(一五%の富裕国と八五%の貧しい国;資本への労働の経済的隷属と富裕国による貧しい国の搾取;ブレトンウッズ経済秩序とグローバルな資本主義;国際帝国主義資本による世界の経済的な帝国主義的支配)
第2部 国際帝国主義資本支配下の経済的植民地(世界人口六〇%、貧しい国のさらに貧しい農業と雑業;グローバルな帝国主義的資本主義の相対的過剰人口;経済的植民地勤労者の収入比較―インドネシア;経済的植民地の政治経済構造;グローバルな帝国主義的資本主義は誰のため)
補論 激動する世界と私達の射程する世界

著者等紹介

吉田三郎[ヨシダサブロウ]
1962年、地方都市大学の大学管理法反対闘争で初めてデモに参加、65年から15年程度新左翼党派で政治活動を行う。1985年、中堅企業関東工場での組合結成に参加、パート解雇・工場移転反対など労働争議や労働組合の地域活動などを行う。1995年、会社業務でインドネシア首都ジャカルタ近郊の工場に出向、アジア通貨・金融危機、スハルト政権倒壊前後約7年間滞在。現在、東南アジア労働争議支援などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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