内容説明
私たちは日々、何を拠りどころにして、何に向かって、生きているのでしょうか。いったい何に成ろう、どう成ろうとしているのでしょうか。また、どう成ったら、本当に落ち着くのでしょうか。―釈尊、親鸞聖人の「目覚め」とは何か、その原点を問いながら、生きることの意味、“いのち”の意味を平易に語り明かす真宗入門の書。
目次
1章 生まれた意義と生きる喜び(仏陀=目覚めた人;ああ、私は眠っていた、迷っていた ほか)
2章 汝は、汝に成ればよい(現代人の飢えはどこで満たされるのか;自己を生きる―自由と平等を生きる根拠;真実の言葉を聞こう―掲示伝道・寺報発行から教えられたこと)
3章 「まこと」に出会うということ(“一つ世界”に出会いたい;「有縁の知識に依る」―歎異抄に聞く)
4章 真宗の生活(命日;縁を生きる;「思い」を立場とはしない;いのちをつなぐもの;わが身を法にひたして)
著者等紹介
渡邉晃純[ワタナベコウジュン]
1940年生まれ。名古屋大学教育学部卒。大谷大学大学院博士課程(真宗学専攻)満期退学。真宗大谷派出版部長、同教学研究所所員、同岡崎教務所長、三河別院輪番などを歴任。現在、真宗大谷派・守綱寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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