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出版社内容情報
直木賞作家、笹倉明の手によるヒューマンドキュメンタリーシリーズ・にっぽん実業家列伝の第5弾。
元・関西の暴力団組長や右翼団体会長の肩書きを持ち、経済ヤクザとして名をとどろかせ、その世界では知らぬ者がいなかったという田井中圭一氏(現・株式会社田井中整体院代表取締役会長)。しかしついには刑務所の独房送りに。その獄中生活で考えた自分自身の人生とはいったい――。
出所後、田井中氏は千件以上の病院や温泉施設を回り、自らの手でいちから整体院を起こしていく。
第一章 新東洋医学のこころ
第二章 組織作りの才覚
第三章 幻の理想を追って
第四章 大転機までの軌跡
第五章 窮して通じた道
第六章 「無敵」の事業展開
第七章 発展を支える背景
第八章 癒者の哲学でゆく
第九章 国籍は地球ゆえに
あとがき
本書主人公の田井中圭一氏は、かつては暴力団員であり右翼団体の会長。映画顔負けの修羅場を乗り越えてきたが、その後、その手の関係者とは完全に決別。
現在は、「人間、大事なのは現在と未来。過去のことはどうでもいい」と、前科前歴に関係なく、夢がありやる気があり、前を向き常に上を目指している者たちとともに、人の身体と心と魂を癒す事業を行っている。
その活躍は日本国内にとどまらず、世界を舞台に展開、諸外国政府から高い評価を受けている。
直木賞作家、笹倉明の手によるヒューマンドキュメンタリーシリーズ・にっぽん実業家列伝の第5弾が出ました。
内容説明
全身刺青を入れた男が、裏社会で戦い、そして表社会に来てもまた戦い続けた。「どんな人間でも、人生をもう一度やり直すことが出来る」をモットーに愛は世界を変えることが出来ると真剣に考えている田井中圭一。癒す心を持って始めた整体院が、いまや癒学となり世界に向かう。
目次
第1章 新東洋医学のこころ
第2章 組織づくりの才覚
第3章 幻の理想を追って
第4章 大転機までの軌跡
第5章 窮して通じた道
第6章 「無敵」の事業展開
第7章 発展を支える背景
第8章 癒者の哲学でゆく
第9章 国籍は地球ゆえに
著者等紹介
笹倉明[ササクラアキラ]
昭和23年兵庫県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒後、広告代理店、フリーの雑誌記者等を経、80年『海を越えた者たち』(第4回すばる文学賞佳作入選)で作家活動に入る。88年『漂流裁判』(文藝春秋)で第6回サントリーミステリー大賞受賞。89年『遠い国からの殺人者』(文藝春秋)で第101回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。