内容説明
柳宗悦と“民藝”とは日本人にとって何であったのか。いま何であるのか。民衆心情の視座を以て民藝の全体像とその意味を問う。
目次
凡夫の民藝論―柳宗悦と“民藝”はいかに解されるべきか(凡夫の眼―民藝の節目の年に思う;柳宗悦への眼差し―生涯と仕事;素質と創造の力働;『民藝』の発見と論理;木喰仏の位置 ほか)
民藝・二人の実践者(吉田璋也―その残像と軌跡;式場隆三郎―人間・全仕事・エネルギー)
著者等紹介
牧野和春[マキノカズハル]
1933年生れ。随筆家。奥武蔵在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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