目次
わが輩は犬である
猿とコーヒーとブラジルと
猿のコーヒー
コーヒーをめぐる動物の話
私とコーヒー・ミル
コーヒーの味な話
旅とコーヒー
わがコーヒー文献遍歴
著者等紹介
伊藤博[イトウヒロシ]
1930年(昭和5年)、愛知県豊橋市に生まれる。中学・高校の教師を勤めながら、約30年間、コーヒーを生産から消費にいたるグローバルな商品として科学的視野から研究。講演、ゼミナール、執筆活動を続けた。日本コーヒー文化学会の設立に尽力し、同学会副会長として活躍。2004年1月逝去
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感想・レビュー
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でろり~ん
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ふうん、こういう人が居たんですねえ。好い種類の本でした。趣味人というのか粋人というのか、コーヒーに対する思いはホントに強くて、周りの人からするとほとんど狂気の人、だったのかもしれないですね。初版はいつ頃出たのか判りませんが、この本は死去に際して復活したものではないでしょうか。ところどころ消えかかった文字に復刻した人の気持ちと苦労を感じました。ありがとうございます。今は百円のコンビニコーヒー全盛ですが、著者が生きていたら、どんな感想を記したでしょうか。ま、とにかく美味しいコーヒーは人をシャーワセにしますね。2017/09/07