内容説明
だれもが持つ、精神的な自己治癒力と自己実現に向かう成長能力を、クライアント自らが再発見していくプロセスをサポートする…それが、カウンセラーの仕事です。
目次
心のダメージとカウンセラーの仕事
心のダメージからの回復
共感の失敗と自己の成長(変容内在化について)
他人を主観的に理解する?(共感メカニズムと間主観性)
これからの臨床心理学(臨床心理学理論の統合の動きと自己心理学)
心の防衛機制
精神的病理のレベル
カウンセリングのプロセス
初回セッション
アセスメント(バイオサイコソーシャルアプローチの見地から ほか)
著者等紹介
向後善之[コウゴヨシユキ]
1957年神奈川県生まれ。石油会社にエンジニアとして勤務後、渡米。カリフォルニア統合学研究所(CIIS)でカウンセリング心理学を専攻。カウンセリング心理学修士、工学修士。サンフランシスコ市内のカウンセリングセンターRAMS(Richmond Area Multi‐Services)等でカウンセラーを経て、2001年帰国。現在、帝京平成大学臨床心理学科専任講師、帝京平成短期大学非常勤講師、帝京平成大学・短大・学生相談室カウンセラー。東京両国のニューステップ・カウンセリングオフィス代表、カウンセラー。東京青山のカウンセリングスタジオ・フレッテアドバイザー、カウンセラー。日本トランスパーソナル学会常任理事。Journal of Humanistic Psychology(USA)、Self & Society(UK)、日本トランスパーソナル学会学会誌等に論文発表
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