内容説明
“生の革命家”クリシュナムルティの誕生を告げる激烈な一九二八年キャンプファイヤー・トークの全文と、成熟期一九四七年マドラス講話に示された、揺るぎない「日常への指針」。
目次
第1部 自由と反逆―一九二八年キャンプファイヤー・トーク(全文)(人生の目的;幸福と欲望;理解;探求;自分の背骨で立つこと ほか)
第2部 洞察と日常生活の指針―一九四七年マドラス・トークより(規律は理解をもたらさない;正しい認識;混乱と不安の真因;正しい思考;自己理解 ほか)
著者等紹介
クリシュナムルティ,J.[クリシュナムルティ,J.][Krishnamurti,J.]
1895年、南インド生まれの哲人宗教家。1921年、神智学協会を母体とする“星の教団”の指導者となるが、その後「真理は組織化しえない」として同教団を解散した。以後、徹底的な懐疑精神で、あらゆる既成宗教の伝統やイデオロギーを否定。世界中をめぐり、講話・対話・著作により人々を覚醒へと促し続けた。1986年、カリフォルニアにて死去
大野龍一[オオノリュウイチ]
1955年、和歌山県本宮町生まれ。早稲田大学法学部卒。宮崎県延岡市在住
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感想・レビュー
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Emi Kadobayashi
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うーん、なんというか、現実世界に対する「反逆」が多すぎて文章が好きになれない。「習慣は・・快いものである限りは続き、苦痛であることがわかったとき放棄される」など納得できる箇所もあるのだけど。2013/01/16
Kazuki
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動機なしの行為についてのとてもわかりやすい講話が特に印象的でした。 この本でよりクリシュナムルティの伝えたいことが一層明瞭になりました。 他のクリシュナムルティの本に比べてより一層わかりやすく伝えることに成功していると感じられる本でした。2019/07/22