内容説明
喜寿を迎え、今、体験を語らなければもう書く人がいなくなると気付き、ここに日本の戦争の記録を残す。疑問を解く鍵は歴史的背景にある。
目次
戦争へ、戦争へ(大戦までの歴史的背景;開戦までの経過と総括 ほか)
各地での苦しい戦い(敵の反攻作戦;比島戦線の死闘 ほか)
終戦、そして失ったもの(ポッダム宣言の受諾・終戦;連合軍の占領政策 ほか)
なぜ戦い、なぜ敗れたのか(統帥権;ノモンハン事件追録 ほか)
私の戦争体験記
著者等紹介
笠原小次郎[カサハラコジロウ]
旧姓・佐野。大正10年、宮城県黒川郡大和町落合舞野に生まれる。陸軍工科学校第19期生(昭和14年卒)銃工科。中国にて大東亜戦争に参加(独立歩兵第二十五大隊)、シベリアに抑留され、昭和22年帰国。大戦では8年間従軍した。現在、種苗商を営む
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