出版社内容情報
戦車をはじめとする両軍の兵器が活躍した戦史の解説など、戦闘の経過や展開した作戦の全容を網羅した1冊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
haruka★
18
第二次世界大戦という戦争は、映画では欧米が主役のように描かれることが多い。だが実際は、独ソの激突こそが中心だったのだ。4年間で戦死者約3,000万人。ひどい。戦争は女の顔をしていないを読んで、遠い世界史の独ソ戦を思い出そうと読んだが悲惨すぎて引いた。兵器や戦車の特集も組まれていたが、戦争がかっこいいものという幻想がそもそもないので興味が湧かない。なぜ原爆なんて落とそうと思ったのか謎だったが、これを読んで腑に落ちた。私は甘かった。これほどの悲惨にのまれ続けたら人の思考は麻痺するから原爆だって落とすのだ。2023/11/27