内容説明
就職説明会や週刊誌では語られることのない本当の銀行の姿がここにある。
目次
第1章 合併パニック
第2章 支店の規則
第3章 先輩と後輩の関係
第4章 セクハラ
第5章 飲み会
第6章 出世と給料
第7章 病気と怪我
第8章 銀行小ネタ集
第9章 横暴課長
第10章 バブルの遺産
最終章 辞めた理由
著者等紹介
稲村圭[イナムラケイ]
1977年生まれ。2001年、某国立大学を卒業後、某メガバンクに入行。2002年、退職。現在は資格試験予備校にて勉強中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
8
たとえ最初は非常識だと思ったことでも、ずっとそこにいればあたかも当たり前のことかのように感じられるようになってしまう。ずっとその場にいつづけるのならば、そうやって考え方を合わせた方が生きやすいだろう。しかし、そうやって生きやすくするために時分の感じ方を変えるというのは本当に幸せになるために有効なのだろうか。2014/01/04
SAORI
2
某地銀に勤めていますが、共感しすぎて、あーどこの銀行も同じなんだなと逆に安心しました笑。パワハラ、セクハラ、残業、個人情報保護については今は大変厳しく、当時より改善されていると思います。個人情報を持ち出して家で仕事をすることはうちでは絶対にありません。強固な上下関係は健在で、上の言うことは絶対。実に風通しの悪い職場だと思います。この本を読んで頂ければおおよその銀行員生活がわかると思います。私も一年目のときは何度も涙を流し大変苦しみましたが、今では自我を消して業務に励んでおります。。2013/08/26
Hiro A
2
私の後輩らしいが、、 確かに、この頃ここの銀行へ就職した同級生は あっという間にやめていった。 (他のメガも結構やめているが…) 物の見方には色々あって、良く書こうと思えば書けるんだろうし、 その逆もある。 相当その組織に合わない人から見ると、 こういう見方になるのかも知れない。 内容は配属された支店の人間関係が本当に大変で 本部も何もしてくれなかった、ということか。 2009/10/03
Humbaba
1
一人の人間が認識できることには限りがあるし、それがその会社や集団の全てを表しているという訳ではない。一方で、そのような集団があるというのもまた事実であり、それが許容される空気を作っている部分があるというのも間違っていない。環境は常に変わるものであり、特に現在はどんどん悪い環境を変えていくような力が働いているが、それでももともとの素地が悪ければ変えようと思っても一挙に変えられるようなものでもない。2024/10/31
tetsu
1
時代が違うかもしれないけど元銀行員から見たら脚色が凄い気がする笑 根本のところは確かにその通りだけどさすがにそんな酷くはない そんなに酷くはなくても辞めたけど笑2017/10/05
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- 和書
- 爆ぜる脳漿燻る果実