内容説明
幼少年期の戦時体験を自らの深みにしずめ、赤裸々な生を現代に問う。脳裏に刻まれた苛烈な光景と未だ見えない行く末に、一滴のほの甘い雫をにじませて。
目次
叔母との散歩(雨;牛;叔母との散歩 ほか)
焼跡(ほたるの夜;けむる街;湧き水 ほか)
野の扉(蝉;野の扉;木舟 ほか)
著者等紹介
南川隆雄[ミナミカワタカオ]
詩人。1937年三重県四日市市生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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