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内容説明
本書では、全国にわたって明治・大正時代からどのように妊産褥婦の生活が伝承されてきたか、それが現在どのように影響を与えているか調査し、まとめた。調査を実施するにあたり、高年齢層群・低年齢層群に分けた。この年代の区分けは、第二次世界大戦を境にした。これは、家庭分娩が第二次世界大戦後、徐々に施設分娩へと移行したためである。調査期間が6~7年間に及んでいるため、区分けを50歳から徐々に年齢をずらしていった。各地域の調査において、多くの特色はあったがその中の一例を示した。
目次
第1部 産育習俗史(広領域からみた妊娠・分娩・産褥期における日常生活行動;広領域からみた食生活行動と乳汁分泌促進法)
第2部 産育習俗(全国での調査)(東北地方での調査;中部地方での調査;関西地方での調査;山陰地方での調査;山陽地方での調査;四国地方での調査 ほか)
著者等紹介
西村正子[ニシムラマサコ]
1976年岡山大学医学部付属助産婦学校卒業。1985年仏教大学文学部英米文学科卒業。1993年公立新見女子短期大学教授。1998年ノートルダム清心女子大学大学院修士課程修了。1998年岡山大学医学部博士(医学)取得。2001年アメリカ合衆国Seattle Pacific Universityへ文部省在外研究員として留学(10月~12月)。現在、岐阜大学医学部看護学科教授
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