考証・江戸を歩く

稲垣 史生【著】

隅田川文庫（2003/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 262p／高さ 19cm
• 商品コード 9784434033254
• NDC分類 291.36
• Cコード C0025

内容説明

辰巳芸者の深川、忠臣蔵の本所、文人が集う花の向島―。時代考証の第一人者が活写する、大江戸・隅田川両岸図絵。

目次

１　江戸の水郷なる幽邃境
２　花と歌碑の向島へ
３　文人向き時雨の向島
４　掘割・怪談・忠臣蔵の本所
５　本所なる蘆荻の中の妖変の地
６　将軍よ人妻を召す事なかれ
７　隅田川両岸の事件覚え帳

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[げんさん]

考証家という割には思い込み（思い入れ）の強い筆者。本所、深川など「川向こう」に深い愛着がかんじられた

[ジッタン]

あふれんばかりの江戸への郷愁の一文が随所に見られる。来春、向島界隈を歩いてみよう。

2009/12/11