内容説明
本書は中国伝来の中国医学、そして我が国伝統の医学の理念を基に、診断・治療体系の原理をわかりやすく解説するために、陰陽説から始まり、五行論、四診法、病因論そして八綱弁証による各種疾患への予防と治療の原則論、経絡、経穴、耳ツボ、手ツボ、足ツボとそれらの部位、主治解説を基本体系として、更に健康啓発を目的とする保健あんま・マッサージ法、伝統医療要請運動法として太極拳、気功、養生長寿功など中国伝来の技法が紹介されている。
目次
第１章 東洋医学の基礎知識
第２章 常用経穴
第３章 保健マッサージ
第４章 足の反射区健康法
第５章 耳ツボ健康法
第６章 伝統的な医療性運動
著者等紹介
無敵剛介［ムテキタケスケ］
１９２９年に福岡市に生まれる。１９５７年に九州大学大学院医学研究科修了、医学博士。米国ベイラー大学医学部及び西ドイツ・ベルリン自由大学医学部麻酔科に留学。久留米大学医学部麻酔科教授、全日本鍼灸学会副会長・理事、日本臨床モニター学会理事・会長、日本医科機械学会理事・会長を歴任し、現在九州保健福祉大学社会福祉学部教授、高梁学園東洋医学研究所所長。これまで日本良導絡医学会賞、中谷賞、臨床麻酔学会賞、世界名医賞を受賞
周英男［シュウヒデオ］
１９４３年、中国藩陽市に生まれる。外科医として中山医科大学、北京医科大学を経て、北京体育大学スポーツ医学科主任教授、中国オリンピックチーム医務監督。１９９５年より吉備国際大学社会福祉学部教授
周偉［シュウイ］
１９６９年、中国北京市に生まれる。岡山大学大学院医学研究科修了、医学博士。２０００年より九州保健福祉大学社会福祉学部専任講師。２００３年より米国カリフォルニア大学（ＵＣＩ）医学部内科リサーチフェロー
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