内容説明
本書では、海外直接投資と貿易を主題にしながら、最近の国際経済関係の最大のトピックスとも言える中国のWTO(世界貿易機関)加盟を機会に動きだしたアジアを中心とするFTA(自由貿易協定)の動きを解説する。
目次
第1章 海外直接投資(海外直接投資の意義、功罪;海外直接投資、その目的の変遷 ほか)
第2章 世界貿易機関(WTO)(中国がWTOに加盟するまでの経緯;中国加盟の条件 ほか)
第3章 自由貿易協定(FTA)(自由貿易協定(FTA)と日本
自由貿易協定(FTA)締結への戦略計画概要 ほか)
第4章 空洞化を考える(産業空洞化とは;空洞化と対日直接投資)
第5章 「企業化可能性調査」F/S(「企業化可能性調査」F/Sとは;F/Sの必要性及び有用性 ほか)
著者等紹介
立石揚志[タテイシヨウジ]
1940年8月17日上海生まれ、本籍地福岡県。1981年4月丸紅株式会社海外営業統括部中国第一課課長。1983年4月同国際業務部アジア室室長補佐。1986年4月同大連支店長兼シンヨウ出張所長(1991年3月迄)、黒龍江省、吉林省、遼寧省および内蒙古東部管轄。1998年4月西南学院大学商学部教授(海外投資、貿易実務他)至現在。2001年4月九州大学大学教育研究センター講師。至現在。1993年4月中小企業事業団海外投資アドバイザー(現在)(現在は中小企業総合事業団国際化支援アドバイザーと名称変更)。1995年4月アジア経済研究所専門員(1999年3月迄)(通産省委託事業で、毎年アジア経済研究所の研究者や実務経験者と中国各地への現地調査を行い、報告書にまとめた。)。2001年4月文部科学省国際日本文化研究センター共同研究員(至現在)。2001年3月日本・日中関係学会理事
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